TPS- カード®実証・実験KIT の概要
リライトTPS- カードとは
TPS-カード®︎は、主に生産と物流分野におけるDX化推進と環境負荷軽減への貢献を目的とし、指示票や現品票等に用いるカードです。(TPSとはTransaction Process Scoreの意)
印刷・消去・再印刷を繰り返し行うことができるリライトカード内にIC タグを内蔵。カード表面に作業者が目視で確認する情報を印刷し、IC タグに情報機器が認識するデータを記録します。
●表面と裏面のリライト印刷可
● ICタグを内蔵(読取り/書込み)
●しなやかな軟質カード(150mm×75mm)
■詳しくはTPS- カードへ→
https://total-tps.website/tpscard/
実証・実験KIT とは
リライトTPS- カードの実証・実験を手軽に行えるよう、TPS- カードを始め必要な機器・端末・アプリケーションツールをセット。All-in-One KIT として6 か月間~の機能賃貸(レンタル) でご利用いただけます。
All in One 実証・実験KIT
実証・実験KIT の機能賃貸料 390,000円(6ヶ月分)~
コントロールユニットには、アプリケーションツールもインストールされ、各端末との配線もセッティング済み。
箱を開けたらすぐに使える、All in One KIT !
<同梱物>
- リライトTPS- カード(15 枚)
- リターナブルTPS-カード(3枚)
- リライトTPS-カード発券端末
- タッチパネルタブレット(アプリツール組込み)
- TPS- カードフォルダー端末
- TPS- ウェア端末
- 通箱(リターナブルボックス)・・環境保全と低コストを両立する運搬箱。外箱だけでなく梱包材も繰り返し利用。RFID搭載で在庫管理、運送履歴管理も可能。
- 外付け液晶ディスプレイ(21.5 インチ)
- 専用台車(キャスター付)
リライトTPS-カード
あらかじめ、タブレットに組み込まれたアプリツールで、各種用途別のTPS- カード(S カード、G カード、P カード)が発券できます。
<同梱カード詳細>
・片面印刷 リライトTPS- カード: 13 枚
・両面印刷 リライトTPS- カード: 2 枚
・リターナブルTPS- カード: 3 枚
<Sカード>パートナー企業への納入指示に用いる「調達指示票」として、納入便別又は納入日別、製品別等に用いることができます。また、自社内のさまざまな工程への「生産指示票」としての活用を想定。
S=指示、仕掛け、スケジュール、スコアリング、シンクロ などの意味を持ちます
<Gカード>パートナー企業が納入に用いる「調達現品票」として、箱単位の現品票等に用いることができます。また、自社内のさまざまな工程での製品の「生産現品票」としての活用を想定。
G=現地(場所、工程)、現物(現品)、現実(時、行動)、ガイダンスなどの意味を持ちます
<Pカード>自社の事務所や工場への入出門の管理票としての活用を想定。
P=パーソン の意味を持ちます
実証実験KIT MENU
●入退出管理<Pカードの適用>
入場したデータと退出するデータを比較して入退出リストを作成、入場時および退出時の人物画像の保存。
●作業指示管理(スケジュール管理)カード発行<Sカードの適用>
フォーマットをリストから選んで手動発行、情報が来たら自動発行(監視モード)。
●作業指示管理カードから現品カードを発行<S及びGカードの適用>
指示管理カードを読み取り、必要数の現品カードを発行。指示カードの読み取り時および抜き取り時に時間の取得が可能。
●工程管理(追記機能)<S及びGカードの適用>
現品カードを読み取り、工程の開始および終了をカードに記録。 ※工程を飛ばした場合などに確認可能
工程の開始および終了時刻を取得。
●受入時の現品カード発行<Gカードの適用>
取引先帳票のQRコードを読み取り、対応する自社現品カードを発行。
●置き場登録(在庫管理)<Gカードの適用>
現品カードのRFIDを読み取り、置き場情報と紐づけ登録。
●出庫管理<Sカードの適用>
作業指示管理カードの商品がどの置き場にあるかを確認し、出庫照合。 ※置き場(棚)はオプション
●誤品照合(出荷管理)<Gカードの適用>
かんばんのQR(客先情報)と、現品カード(自社情報)のRFIDを読み取り、照合。
工程分散型発券端末
リライトTPS- カード発券端末(プリンタ) AP-436B。
高感度リライトTPS- カード対応プリンタ。コンパクトサイズで分散型(オンサイト発券) としてご利用いただけます。また、ホッパ容量も大きく集中型(バッチ発券) としてもお使いいただけます。
HF 帯IC タグを、高速で読取りと書込み、消去を行います。
■詳しくはTPS- カード発券端末へ→
https://total-tps.website/rewriteprinter/
タッチパネルタブレット
アプリケーションツールインストール済の9 インチタッチパネルタブレット。本機を起動後、インフォメーションメニューに従い、任意の操作により、発券指示、読取り指示などの操作が感覚的に行えます。
実験データ(4W2H トランザクション) を抽出し分析(AI 等)が可能です。
発券端末取り付けユニット付。
TPS- カードフォルダ端末
コンパクトな(横:13cm/ 縦:10cm)IC カードリーダ・ライタ。工程のどこにでも設置可能。
TPS- カードを差し立てるだけで、カードの情報を高速で読取り、日時分秒のタイムを読み込みます。
オンサイト・オンデマンドの「4W2H データ」を確実に収集し、IC タグにも記録します。
また、差し立てられたTPS- カードの印刷情報を目視で誰もが確認できるため、工程内情報の見える化に貢献します。
TPS- ウェア端末
外付け液晶モニタ
21.5インチの大型液晶モニタ。
・タブレット画面を拡大表示することで、視認性を高ます。
・外部ファイルを読み込み、作業に必要な図面及び手順書や動画を表示できます。
・TPS-カードの運用マニュアルを表示することができます。
関係者と共有することが容易になります。
専用台車キャスター付
<実証・実験KIT 専用台車イメージ>
実証・実験KIT をコンパクトに収納し、どこに
でも移動でき稼働させることができる専用台車。
社内の様々な場所で、実証・実験を行っていただけます。
生産工程内で、物流倉庫で、入場ゲートで、
社員食堂で…
<TPS- カード差し外観図>
裏面に両面シール材で収容器や型などの対象
物に取り付けます。
TPS- カードが差し易く、抜き易い構造で、TPS- カードの
基本使用(3 分割可視化) に適応しています。
RFIDツールとして期待される効果
リライトTPS-カードで最も期待されるのはDX化機能です。内蔵されたICタグに記録・追記・部分更新・消去をすることによりデータを書き換え、読み取ることで自社の生産工程や、サプライチェーン物流における、リアルタイム且つオンデマンドの4W2Hデータ収集に必要不可欠なRFIDツールとなります。
ICタグにはオフラインでデータが記録されます。これにより、万一通信やサーバに不具合が生じても運用が止まることはないという大きなメリットがり、 TPS-カードを運用するだけで、事業所・工場のオンサイト・オンデマンド・オンタイムのデータは集積されます。これを分析し、新たなアクションへ繋げ、PDCAを回し継続的な改善を行うこと。まさにDX化を可能にするためのツールとなるのです。
リライト・リユース媒体として期待される効果
リライトTPS-カードとは、カードの表裏に印刷→追記→消色→洗浄→印刷を繰り返すことで、再利用を可能にするカードです。現品票や指示書を発行する度に用紙に印刷し、不要に伴い廃棄し続けている場合に比べ、廃棄物及び廃棄コストを大幅に削減できます。同時に、用紙を削減する事により森林伐採を減らし、製紙工程における電力・水の使用を削減します。しかし、一番のポイントは印刷に関わるトナーやインク等のコストや、機器の維持管理コストの削減が期待できることです。
カードの見える化として期待される効果
TPS-カードには、表面の左側にカラーストライプがあらかじめ印刷されており、色の違いでカードのカテゴリーが一目で認識できます。さらに、1箇所のコーナーがカットされており、表裏・左右・上下が分かりやすくなるよう設計されています。カードの特性や使われる現場を想定したレイアウトがされており、視認性の高いフォントや文字の大きさ等、さまざまな工夫とノウハウが込められています。
サイズは3種類用意されており、用途により選択が可能です。リライト(再印刷)の頻度が少ない場合は「TPS-リユースカード」も用意されています。印刷した用紙とICタグが、柔らかなビニールでコーティングされ、繰り返し利用できるカードです。本カードの選択により、DX化に向けた導入コストを抑える事も可能です。
機能賃貸料
モノ(機器等) やソフトウェアツールを所有し資産とすることなく、手軽に実証・実験が行える機能賃貸システム。KIT が提供する機能を社内の各部署を横断して体感していただけます。
All-in-One 実証・実験KIT は、6 か月契約の機能賃貸としてご提供させていただくシステムです。
設置可能な部署としては、調達部門、生産管理部門、製造部門、工務部門、物流部門、営業部門、財務部門、人事部門、総務部門、営業部門、経営企画部門、情報システム部門等全社に渡りご利用いただけます。
契約期間:6ヵ月単位
※導入時に最初の6か月分の賃貸料をご請求させていただきます
導入までの流れ
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